🚫レイトチャージ
ボールを蹴った直後の、無防備なキッカーに対して行われる不当な衝突や妨害。

会話で理解する
なぜ止まれないのか——ディフェンダーの頭の中
チャージに向かう選手は「ボールが離れる前に当たれ」という一点に集中して全力で走っている。 加速しながら「今だ」と判断した瞬間、体はもう止まれない。 キックのモーションを見極め、タイミングを合わせて飛びかかる——その一連の動作は、ほんのコンマ何秒かの判断だ。 わずかにボールが離れるのが早ければ、それがそのままレイトチャージになってしまう。 「故意に当たりにいった」わけではなく、「止まれなかった」というのが多くの実態だ。 だからこそ観戦するとき、チャージに向かう選手が「止まろうとしたか」を見ると、レフリーの判断が読めるようになってくる。
もっと詳しく
「レイト(遅い)」の判断基準
レフリーは、ディフェンス側の選手が「衝突を避けることができたか(あるいは止まる努力をしたか)」をチェックしている。ボールが手足から離れた後、明らかに一歩、二歩と踏み込んでからぶつかっている場合は、レイトチャージ(またはレイトタックル)となる。
キッカーに対する「再開地点」の特例
キッカーへのレイトチャージには、他の反則にはない「再開地点の選択制」という強力な特例がある。反則を受けたチームは、「反則が起きた地点」または「ボールの着地点(または次にプレーされた地点)」のどちらか有利な方を選んでペナルティキックを行える。これはキッカーが稼いだ地域獲得という利益を、相手の反則によって失わせないためのルールである。
アーリー/レイトタックルとの関係
「ボールを持っていない選手を襲ってはいけない」という本質は共通している。パスを放した後の選手への接触は「レイトタックル」、ボールを捕る前の選手(空中での競り合いを含む)への接触は「アーリータックル」と呼ばれる。これらは原則として「反則の地点」での再開となるが、キッカーへのチャージのみ前述の着地点選択ルールが適用される。
関連するルール
この反則後の試合再開
このルールの大原則
⚖️ 危険なプレーは一切禁止する
プレーヤーウェルフェアの遵守
