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フランカー(ブラインドサイド)
6フォワード

フランカー(ブラインドサイド)

Flanker / Blind-side Flanker

一番キツい場所を引き受け、背中で道を拓く守護獣

タケシ(武)— "The Juggernaut"

無骨で献身的な、チームの誰もが頼る兄貴分。言葉よりも背中で語り、最も激しいコンタクトエリアに真っ先に飛び込む"不退転の重戦車"。

……俺が道を作る。お前らは、止まらずについてこい。

名前の由来:「武=戦う“人”」として、仲間のために身体を張り、前に立つ責任を背負い、一番キツい場所を自ら引き受けるという、人情と覚悟の在り方から。

観戦レベル別ガイド

まずはここを見る密集が起きた時、誰よりも早く味方を助けにいく選手を見る
慣れてきたらスクラムの狭い側を守る初動の速さとタックルの強度を見る

観戦ポイント

1

ブラインドサイドの封鎖

スクラムからボールが出た瞬間死角となる狭い側を狙う相手の8番や9番に対し、一歩も引かずに正面から仕留めているかを見る
2

密集(ラック)への献身

味方が倒された直後誰よりも早くポイントに到達し、巨大な体で相手を排除(クリーンアウト)してボールを死守しているかを見る
3

コンタクトの強度

自らのキャリー時相手の分厚いディフェンスに対し、力強い突進でゲインラインを割り、仲間に勢いを与えているかを見る

判断の分岐

相手が死角であるブラインドサイドを突いてきた
正面からの刺さるタックルで完全封鎖

💡 自らの責任エリアを死守し、相手に戦略的な隙を与えないため

接点で味方が孤立し、ボールを奪われそうになる
身を挺してポイントを制圧(スイープ)

💡 仲間のミスをカバーし、一番キツい場所で身体を張って継続させるため

攻撃が停滞し、力ずくの突破が必要な場面
密集の核へのクラッシュ(突進)

💡 自らが壁を砕く「重戦車」となり、チームに前進する覚悟を示すため

思考プロセスを会話で理解する

リッチーくん
リッチーくん
わあ!タケシくん、あんなに激しくぶつかってるのに、倒れてもすぐ起きてまた走ってる!
タケシ
タケシ
……ハァ……ハァ。……きついのは、みんな同じだ。ここを俺が止めなきゃ、後ろが困るからな。
リッチーくん
リッチーくん
あっ、相手が狭い方から攻めてきた!タケシくんが真正面に立ちはだかってる!
タケシ
タケシ
あの狭い側は俺の担当だ。一歩でも通したら、後ろのディフェンスが崩れる。……だから、通さない。
リッチーくん
リッチーくん
すごい……!タケシくんがラックで相手をどかしてくれるから、ソウくんが安心してボールを出せてるんだね!
タケシ
タケシ
ラックは早く制圧するほど、次の攻撃が速くなる。俺の仕事はそこを片付けることだ。
ロウガ
ロウガ
アイツがブラインドサイドを完璧に塞いでくれるから、俺はオープンサイドに集中できる。
ロウガ
ロウガ
……言葉はいらねぇ、あの背中を見りゃ十分だ。
リッチーくん
リッチーくん
タケシくんって、目立つプレーは少ないけど、いなくなったらチームが困りそう…!
ライゾウ
ライゾウ
その通りだ。派手なトライの裏には、必ず彼の泥臭い献身がある。一番キツい場所を引き受け、密集を制圧し、ブラインドサイドを封じる。そういう選手がいるから、チーム全体が自分の仕事に集中できるんだ。

よくあるシーン

スクラム横の狭いスペースを突こうとする相手を、岩のようなタックルで跳ね返す場面
味方のキャリアが倒れた瞬間、真っ先に飛び込んで相手のジャッカルを粉砕するクリーンアウト
ゴール前の混戦から、数人のディフェンスを引きずりながら強引に押し切るトライシーン

よくある失敗

密集で熱くなりすぎて、ゲート(後方)以外から参加してしまう
タックル時に頭が下がってしまい、危険な形になる
ボールを守る際に倒れ込んでしまい、相手の争奪を妨げる(シーリング)

ポジション間の関係

スキル

クリーンアウト

ラックに突っ込んでくる相手を、正確なバインドとパワーで完全排除する技術

ブラインド・ディフェンス

スクラムモールからブラインドサイドを狙う相手の動きを瞬時に遮断するポジショニング

プロテクト・キャリー

密集地帯を突進する際、相手にボールを晒さず、確実に前進し続けるフィジカル能力

主な役割

  • ブラインドサイドの守備封鎖と死守
  • 密集戦(ブレイクダウン)におけるボールの確保と保護
  • フィジカルを活かした突破による攻撃の起点作り
フランカー(ブラインドサイド)(6番)- 一番キツい場所を引き受け、背中で道を拓く守護獣 | ライゾウのラグビーラボ